(H24.12.7) 第1回地域の国際化シンポジウムを開催いたしました




 福井大学産学官連携本部では、サポーティング・インダストリーが集積する福井地域において、東南アジア新興国への関心が急速に高まりつつある現状を受け、地域イノベーション戦略支援プログラム(人材育成)の一環として、平成24年12月7日、本学アカデミーホールにて第1回地域の国際化シンポジウム「東南アジアのビジネス事情と人材育成」を実施いたしました。

 当シンポジウムでは、本学産学官連携本部 高島正之 客員教授のご挨拶の後、経済産業省経済産業局 通商部国際事業課 課長 青井登志子様に基調講演「中小企業の海外展開支援について」を賜りました。続いてタイ国立タマサート大学 東アジア研究所 桒野淳一 客員教授 より講演「東南アジアの今-流通、ロジスティックの観点から未来を読む」を、また地域イノベーション戦略支援プログラム(人材育成)の取り組みのご報告として、本学産学官連携本部 統括副部長 竹本拓治 准教授が報告「大学におけるグローバル産業人材育成の実践について」を、続いて本学産学官連携本部 副本部長 吉長重樹 准教授が報告「タイにおける日系企業の行動について」を行いました。質疑応答の後、最後に本学産学官連携本部 本部長 米沢晋 教授が、講演者への謝辞を述べ、シンポジウムを締めくくりました。

 質疑応答では、海外の大学におけるグローバル化や人材育成の取り組みについて、またわが国の施策についての質問などがなされ、さらにシンポジウム終了後も地域企業関係者と講演者・報告者との間で活発な意見交換が続きました。

 このたびのシンポジウムでは、定員80名(締切)に対し、企業関係者33名、大学関係者30名、大学院生16名の合計79名が来場し、シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。ご来場賜り、誠にありがとうございました。







(開会の挨拶を行う高島正之本学客員教授)



(シンポジウム会場の様子)